【本社】 〒231-0023 横浜市中区山下町89番地6 プライムタワー横浜5F
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海上輸送、航空輸送、3国間貿易など、輸送形態や貨物形態、貿易形態を問わず、当社のフォワーディングスペシャリストが対応いたします。
各港に多くの協力会社、代理店をもつ当社ならではの、幅広いネットワークを駆使し、お客様にとって最適なグローバルネットワークを提案させていただきます。
当社は常時20か国を超える海外とのやり取りがあり、英語対応の可能なスタッフもいるので安心です。
フォワーディングとは、輸出入を行おうとする荷主から貨物を預かり、実際に貨物を輸送する船会社や航空会社などとやり取りをして、輸送の手配をすることです。
広義には、荷主の代理で、自社の輸送手段を持たない者が、他の輸送業者を利用して輸送することを指すため、国内輸送や通関業務、梱包・バンニングなどの作業もフォワーディングに含まれますが、当社サービスでは、特に海外を絡めた国際輸送をフォワーディングサービスとして、このページで紹介しています。
貨物を積む船舶や航空機のスペース確保から、海外代理店を通した現地の手配まで、国際輸送に関連するさまざまな業務を行います。
●具体的な内容
・船舶や航空機のブッキング、動静確認等、荷主様の代理で輸送会社とやり取り
・国際輸送に付随する貿易業務
・海外代理店を通して現地情報の収集
●一般的な流れ
貿易で重要な書類の一つに、B/LやWaybillと呼ばれるものがあります。一般的に、輸出国で貨物が船もしくは航空便に搭載されると、船社や航空会社などによって発行されます。
B/LはBill of Ladingの略で、日本語では「船荷証券」と呼ばれます。運送人が荷主の貨物を受け取ったことを証明するとともに、荷主と運送人との間で運送契約を結んだことを証明する書類です。有価証券であり、B/Lの所有者が貨物の所有者ということの証明にもなります。裏書により、譲渡ができます。
一方、Waybillは「運送状」と呼ばれ、有価証券としての性質はありません。裏書による譲渡はできません。海上の場合は、SWB (Sea Waybill)、航空の場合は、AWB (Air Waybill)と略されることもあります。
また、B/Lの発行方法にはいくつか種類があり、Original B/L、Surrendered B/Lなどがあります。初回の輸出入取引やL/C案件の場合など、原本が必要な取引の場合はOriginal B/Lが選択されますが、Original B/L扱いの場合、原本を輸出者に発送してもらい、貨物引き取りまでに輸入地の船会社へ持ち込む必要があります。そのため、航路の短い取引では、B/L原本の到着より先に貨物が到着してしまう事態が発生します。そこで、スムーズな貨物の引き取りの実現のためにSurrendered B/Lという方法が登場しました。 Surrendered B/L扱いの場合、B/L原本は出発地の船会社で回収され、「Surrendered (元地回収済み)」というスタンプの押されたB/Lが返却されます。Surrendered B/Lの場合、原本を船会社へ持ち込む必要がないため、スピーディーな取引に向いています。
まとめると、以下のようになります。
●B/L: Bill of Lading (船荷証券) ………… 有価証券。裏書による譲渡可能。運送人と荷主の運送契約と貨物受領の証明書。貨物引き取りの際、提示が必要です。
・Original B/L ………… B/Lの原本。またはOriginal B/L発行扱いのことを指します。L/C案件の場合や、初回の輸出入取引の場合に用いられることが多いです。原本を輸出者に発送してもらい、貨物引き取りまでに輸入地の船会社へ持ち込む必要があります。
・Surrendered B/L (元地回収済みのB/L) ………… B/L原本は出発地の船会社で回収され、「Surrendered (元地回収済み)」というスタンプの押されたB/Lが返却されます。原本を船会社へ持ち込む必要がないため、スピーディーな取引に向いています。Telex Releaseと呼ばれることもあります。
●Waybill (運送状) ………… 有価証券ではないので、裏書による譲渡不可。運送人と荷主の運送契約と貨物受領の証明書。貨物引き取りの際、提示は不要。アメリカなどではExpress B/Lと呼ばれることもあります。
さらに詳しく知りたい方は、下記ページも併せてご参照ください。
・JETROサイト サレンダードB/Lと海上運送状(Sea Waybill)の違い
・JETROサイト サレンダードB/Lの仕組みと留意点:日本
コンテナの種類・寸法について、詳しくはこちら。